"職人"を目指すべき職業の一つとして考えてもらう、きっかけを作る

ツグツグ.comは、『伝統工芸品産業の活性化』を目的としたWEBメディアです。活性化というとぼやけたイメージを持たれるかもしれませんが、主として職人の後継者問題にフォーカスしています。

なぜこのような取組みを始めたのか。それはものづくりを極める職人という職業に興味を持っている人への情報が不足していると感じたことがきっかけです。弟子入りを就職として考えたときに、先の情報がみえないということは暗闇を恐る恐る進むようなもので、二の足を踏む原因となってしまいます。

就職活動をしたことがある人ならわかると思いますが、目指すべき進路を考えるとき、必ず業界を調べます。リクナビやマイナビといった就職支援サイトに掲載されている企業・業界なら比較的情報は手に入り易いですが、いかんせん職人という職業に関してはそうはいきません。就職先の選択肢として考えてもらうためのきっかけとして、情報を提供し、知ってもらうという流れを後継者不足に悩まされるものづくりの世界にも作り出すことで、状況を少し良い方向に変えることができるのではないかと考えました。

※ 伝統工芸品産業:長年に渡り受け継がれてきた技術や製法を用い、日本の伝統的な文化・生活に根ざしている産業。当サイトにおいては、その対象を国や都道府県で指定されているものに限らず、代々受け継がれてきた技術を有し、職人の手作りであることを前提とした広義の意味での産業とする。

生きた情報を知ってもらい、産業の活性化へと繋げる

『職人の見える化』をコンセプトとして、現在活躍されている新進の職人さんの軌跡と現状、そしてこれからに注目しています。
これは自分の将来を決める上で、未来の自分の姿を想像できることが大切だという考えからです。どのような勉強をし、何を考えどこを目指しているのか。さらには、金銭的には?時間的なことは?といった誰もが気になるようなことも知ってもらう必要があると思います。
実際、企業のリクルートサイトを見ると、「先輩社員の紹介」としてそういった情報を提供しているところが多くあります。こういった情報を知ってもらわないことには間口を狭めるだけでなく、結果として「憧れて入ったが実際は違ったので辞める」といったミスマッチを生み、双方にとってマイナスとなってしまいます。

多くの情報により、志を高く持った人材が増え、産業の活性化へと繋がれば、さらに新しい人材を育てていけるといった良い循環が生まれるのではないかと思います。

時代とともに変化する働き方

現在、多様な働き方が推進され、会社勤めにこだわらない働き方も見直されつつあります。実際、2016年時点で、フリーランスとして働いた経験がある人は全就業者の6人に1人にあたる1,064万人にもなるそうです。これは前年に比べて17%も増加している状況です。

このような状況にあって、長年に渡って受け継がれてきた伝統的な産業の就業者は減少の一途を辿っていることを知り、先人たちが繋いできた貴重な技術を私たちの世代で途絶えさせてしまってはいけないと思いました。今、手を打たないと、失われてしまってからいくら嘆いても二度と戻ってこないものです。

ツグツグネーミングの由来

継ぐ:前の者のあとを受けて、その仕事・精神・地位などを引き続いて行う。続けてする。相続する。継承する。
接ぐ:ばらばらになっているもの、連続していないものをつなぎ合わせる。くっつける。


2つのツグを繋げて、これまで交わることのなかった先人と後継者を引き合わせるという意味を込めています。

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